2021年も残り僅か。ブランディング・空間デザイン・VMDの視点で2021年も配信をしてきた本メディアpearly daysの記事を、注目度の高いカテゴリ別でご紹介します。
標準化する「展示会・POP UP ストア・社内教育のDX化」
コロナ禍によって拍車がかかったDXの流れの中で生まれた、オンライン展示会。場所や時間に縛られることのない集客力やアーカイブ機能等メリットの一方で、営業効果が見えないなど費用対効果には不満の声もあります。
私たちはお客様のリアルの展示会をサポートする一方で、デジタルとの併用によるハイブリッド展示会をご提案しています(独自にNEXというサービスを開発)。今年4月に開催した自社展示会もハイブリッド開催し、現在お客様からのフィードバックをもとにサービス改良に取り組んでいます。
展示会だけではなく、POP UP ストアや文化施設、社内教育に至るまで幅広くDXの波が押し寄せている今、そのヒントを探していただける記事を集めました。
今求められる「ビヨンドコロナのオフィス改革」
大きく変容しつつあるワークスタイルやオフィスのあり方。最近のニュースでは、在宅勤務の標準化により、本社オフィスを売却する企業も出てきています。
コロナ禍以前・以後に関わらずオフィスリニューアルのお手伝いをさせていただいていますが、多種多様な企業様がいらっしゃる中で、やはりオフィスは企業のブランディングを体現する場所であり、リアルなコミュニケーションによる会社のカルチャーやエンゲージメントを高める場所であると実感しています。
私たちも自らのオフィスを実験の場として、今年もオフィスリニューアルを実施しました。詳細については記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
空間演出の進化 SDGs・DX
SDGsやDXの流れにより、店舗空間も進化しています。販売する商品だけでなく、それを陳列するマネキンや什器、環境に至るまで、いかにサスティナブルな方法で作り上げることができるかのチャレンジが続いています。
また、ECが当たり前の買い物になった今、リアル店舗での体験はより重要な顧客接点となり、デジタルとの融合体験もさらなる進化が求められています。
未来への歩みをとめることなく、トキメキを共創してゆく
当社事情で恐縮ですが、私たちは今年社名をパールマネキンからパールイデアへと変更しました。コロナ禍という厳しい状況の中においても、新しい時代に対する挑戦を続けていく覚悟です。空間ブランディング企業として、お客様のブランド価値を高める取り組みに全社一丸となって邁進してまいります。
今年はコロナの影響が様々なカタチで表面化し、ビジネス環境もそれにあわせてDX化やSDGsの動きが加速した年でした。2022年も引き続きwithコロナを念頭に、新たな潮流が生まれてくると予測されます。pearly daysは「空間」という切り口で、皆様の今後のビジネス活動のヒントとなる情報を配信続けます。
今年もご愛読いただき、ありがとうございました。良いお年をお迎えください!
海外トレンドリサーチャー。またデジタルメディアマネージャーとして、pearly daysの運営などWEB事業を担当。好きな言葉は、“ Life is a journey ”。