「サスティナブル」や「SDGs」というワードを色々なところで目にし耳にする時代になりました。各社が今自分たちにできることを具体的に取り組み、強化をしている印象を受けます。
パールマネキンは1998年に使用済みペットボトルを再利用した「ECOX BODY」を発表し、継続的なレンタル運用に取り組み、2020年には100%植物由来の新マネキン「Adam&Eve」を発表しました。
その活動の成果と、世の中のサスティナブルの流れから、今では環境配慮型アイテムのお問い合わせを多くいただいています。今回は、その中でも少し変わった実績を1つご紹介させていただきます。
サスティナブルな商品と什器にマッチするトルソーとは?
今回お話を頂いたのは「Firsthand」さん。 株式会社デイトナ・インターナショナル 様が手がける、クリエイティブとサスティナブルの融合を目指すコンセプトストアです。
2020年にOPENした RAYARD MIYASHITA PARK店 の内装デザインは “解体と再構築” がコンセプト。そのような空間にディスプレイするトルソーはどんなものが最適なのか?・・・ご担当者様と悩みに悩んだ結果、 弊社の透明トルソーにお客様のアイディアをかけあわせた、新しいトルソーが生まれました!
店舗デザインにマッチしたリユース演出
当初はエコ素材の「リサイクルアイテム」や「植物由来のアイテム」でつくられたトルソーをお探しでしたが、新規に生産するのではなく「リユース品の透明トルソ」と「廃材」を組み合わせることで、 店舗のコンセプトと演出にもリンクしたサスティナブルなトルソーが完成しました。
廃棄される予定だった「残布」「LANケーブルの端材」「エアバッグ」をトルソ内に組み込みディスプレイ。 お客様のセンスが光ります。
Firsthand Shibuya
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK NORTH 2F
TEL:03-6805-1828
OPEN:平日 11:00〜21:00(土日祝含む)
instagram : @firsthand_official / @firsthand_stores
いかがでしょうか?リユースのご提案がきっかけとなり、ステキなサスティナブルトルソーが誕生しました。
サスティナブル視点のアイテムは注目度が高いですが、コストなどの兼ね合いでなかなか採用に至らないケースも多いのが現状です。しかし、取り組みをスタートしなければ意味がありません。わたしたちは、新しいアイテムをつくる事はもちろん可能です。ですが、今あるモノや捨てしまっていたモノに目を向けることが、今、必要とされているのではないでしょうか?
マネキンやトルソは、1手間を加えるだけで印象や意味合いが大きく変わります。 わたしたちも視点を大きく変え、モノをつくる側としても大切にしなくてはならないと更なる追及をしていかねばなりません。
最後にはなりますが、以上の実績例のようにお客様に寄り添ったご提案ができる準備を日々行っております。 お困りの事があればパールイデアまでぜひご相談下さい。お待ちしています!