パールイデアのクリエイティブに欠かせないクリエイターを紹介するインタビュー企画「クリエイティブの美学」。今回は、パールイデアで セールス 兼 クリエイティブディレクター として活躍する 桂川 尋衛(かつらがわ ひろえ) を紹介します。

常にパールイデアのトップランナーとして、セールスながらクリエイティブなワークスタイルで実績をつくり続けてきた桂川の「クリエイティブの美学」とは?

桂川 尋衛(かつらがわ ひろえ)/ 1980年11月22日生まれ。パールイデア セールス 兼 クリエイティブディレクターとして営業部門を牽引。主にグローバル展開するクライアントのセールスを担当し、社内での個人売上成績は数年にわたり常時トップクラス入り。自称「パールイデアで一番の”田舎者”」。そんな彼の一番のモテ期は”保育園時代”…との事。

緑豊かな岐阜県は下呂市・・・兼業農家の長男として生まれ、高校を卒業するまでずっと野球(主にキャッチャー)で汗を流した青春時代を送りました。

1年間の苦節浪人生活を経て、県内の大学に進学。農学部に在籍していました。ちなみに卒論テーマは「粉砕材吹き付けチップの成分分解」。制作中は先生からかなり鍛えられたなぁ・・・。

大学進学と共に一人暮らしを始め・・・まぁ・・・とにかく・・・いろいろ遊びましたね。よく足を運んでたのは岐阜市玉宮町。ここは古着屋やセレクトショップが多く並ぶエリアで、色んな服屋さんをめぐる内にファッションが好きになったんです。実家からミシンをもらって、古着のリメイクにハマったりしてましたよ。あとはビリヤード同好会をつくったり・・・(いい意味で)ムダな時間を過ごすことができました。

大学時代からはじめたビリヤードは未だに一番の趣味。

アマチュアビリヤード大会では、パールイデアチームで優勝を勝ち取りましたv

大学3年の時、岐阜市で行われていた合同就職説明会でパールマネキン(旧社名)を知りました。 「インテリア、アート、ファッション、エコ」といったキーワードにビビッ!ときて、結局採用試験に挑んだのは、パールマネキン「1本」。

入社当初から全国に出張する機会が多く、各地の事業所メンバーと交流がもてたことはとても有難かったです。会社の皆さんに助けられることがたくさんあり、その時に「いい仕事は決して一人ではできない」ということを実感しました。

その後入社5年目くらいから海外出張をする機会が何度もありますが、どこへいっても皆さんに助けられながら仕事が成り立っています。今の「桂川尋衛」を形成する上で「チームワーク」にもっとも影響を受けてきたんだと思っています。

新規セールスの末にマネキンが採用いただけた、日本を代表するブランドのアニバーサリー展覧会。

僕は一人じゃなにもできない、だから仲間が必要なんだ!

Q1:この仕事の楽しさって何ですか?

「ミーハーな田舎者」ゆえにファッション業界の著名人やタレントさんと関わる仕事ができるときはワクワクします(笑)

Q2:なるほど(笑) ちなみに今までで1番思い出深い仕事ってなんですか?

とあるクライアントのマネキンコンペ案件に参加し、見事獲得できたこと!

自分はプロデューサーとして関わったんですけど、社内にいるマネキン開発、コンセプトメイキングなどなどのプロフェッショナルたちを集め、「どうやったら選ばれるのか?」そして「どうやったら相手(クライアント)を感動させられるか?」を何度も話し合いながらチーム内で練り上げ、プレゼンに挑戦。パフォーマンスを上げるために、BGMやら小物やらスウィーツなんかも仕込みとして用意して・・・お客様からは「マネキン会社の領域を超えている!」と大感動をいただきましたv

プロデューサーとして、仲間といい仕事ができたことは最高の思い出です!

マネキンをブランドがターゲットとするペルソナ人物に見立てて、雑誌みたいなインタビュー形式で紹介するなど、遊び心に溢れたプレゼンでしたv
Q3:逆に一番大変だった仕事は?

海外に初出店されるクライアントの新店設営現場に行った時です。2店舗同時期オープン&深夜現場ということもあり、アドレナリンがずっと出てました(笑)

当時の仲間たちとの経験は宝物です。

Q4:ちなみに仕事をする上で大切にしていることは?

スピードと誠実さと華やかさとユーモアと根性。

そして、「僕は一人ではなにもできない」ということを自覚し、「だから仲間たちが必要なんだ」と思うこと。

Q5:そんな「仲間たち」との忘れられないエピソードを教えてください!

まぁ昔の話ですが・・・深夜現場終わりでヘトヘトの朝方、先輩と交わした乾杯ビールの味はなんだか最高でしたね!

Q6:休日の過ごし方は?

必ずやることといえば、子どもの上履きを洗ってます。

Q7:趣味など、仕事以外で力を入れていることってありますか?

これはやっぱりビリヤード。あと、7歳の息子との柔軟体操対決(笑)

Q8:ルーティンにしていることは?

5歳の娘を保育園に送る、洗濯、トイレ掃除、皿洗い、そして英会話のオンラインレッスン。10年ほど前にニューヨークへ現場対応として出張した時に、英語コミュニケーションの大切さを感じて始めました。

昨年ニューヨーク視察で訪れたamazon goにて・・・トラブルだって英語コミュニケーションで解決です!(ちなみにこの時のエピソードはこちらをチェック)
Q9:インスピレーションの源にしてるものってありますか?

TEDというプレゼン動画をたまに見ます。様々な分野で活躍する世界のスペシャリストが行う講演会で、これに出会ってからプレゼンに必要な要素(事前準備とか、抑揚や聞き手との掛け合いなど)を学んでます。

そして正直、僕自身はたいした発想力もない凡人です。だからお客様や仲間たちとのコミュニケーションをとにかく大切にして、そこからインスピレーションが成長していくんだと思います。

Q10:ちなみに今はどんな「仲間たち」と働いているのでしょうか?

最近は部門を超えて若手や中堅メンバーと一緒に現場に行き、会話することがたくさんあります。要領の良いヒト、不器用だけど好かれるヒト、とにかく優しいヒト、負けず嫌いなヒト、ナルシスト・・・いろんな個性がありスゴく楽しい!そんな仲間たちと一緒に「クールで面白い集団」になれればいいなーと思ってます。

Q11:そんな「仲間」を大切にする桂川さんが、一緒に働きたい人ってどんな人?

やる気のベクトルが大きく、上に向かっている人。「行動する人」=「活躍する人」=「楽しんでいる人」の集団がパールイデアなのだと感じます。

Q12:最後に、ズバリ桂川さんにとっての「クリエイティブの美学」とは?

自らの無知さを認めた上で、知らないことはどんどん聞く、調べる。そして、得た知識を「自分の言葉にして」伝えることです!


田舎者の凡人、トップランナーと成り世界進出へ!

コロナパンデミックの影響で、グローバル化の流れが滞っております。個人的な見解ですが、それでも世界進出への挑戦を続けていくことで、更なる変身が期待できると信じています。

田舎育ちで平凡な人間だと思っていた自分でも、仲間たちと一緒だったら大きな目標でも達成できる!・・・そんな心得を持って、ASEAN進出の夢に向かいながら、これからもパールイデアのトップランナーとして日々奮闘してまいります!