SDGsをはじめ、今やどの企業も持続可能な社会に向けての取り組みを、経営方針や戦略として考えなければならない時代です。
今回は、弊社の主力事業であるレンタルビジネスをご紹介しながら、サスティナビリティについて考えます。
買わずに借りる時代!シェアやレンタルビジネスが活況
最近、シェアという言葉をよく聞くようになりました。所有することに価値があった時代から、モノよりもコト・体験・心の豊かさを求める、そんな時代の大きな流れを感じます。
消費者向けのシェア・レンタルビジネスは活況で、身近な洋服から車など、さまざまな商品のレンタルがネットとスマホによって可能になりました。実際、シェアリングエコノミーの市場規模はどんどん大きくなっており、今後も拡大が予測されています。
引用:矢野経済研究所が実施した調査では、シェアリングエコノミーの国内市場規模は、2015年度に約398億円であったものが、2016年度には約503億円まで拡大しており、2021年までに約1,071億円まで拡大すると予測している
総務省: https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd125320.html
必要なときに、必要な分だけ利用できるレンタルシステム
そんなBtoCのシェア・レンタル市場が盛況な中ですが、私たちの空間ビジネスに目を向けると、随分前からこのレンタルの仕組みが活用されてきました。
パールイデアはBtoBの販売促進支援企業として、店舗に必要なマネキン・什器・各種備品を数多く取り扱っています。その商品の多くは、「レンタル」商品であり、必要な時ご利用いただき、使用が終わったら返却をするだけの手軽さでお客様にご好評をいただいております。
レンタルマネキンはアフターフォローもあり、多くのお客様にご利用いただいています
私たちの主力商品である「マネキン」をご利用の場合、経年による汚れや傷のメンテナンス、または店舗でのストック場所の確保の困難さの観点からレンタルでのご利用をお勧めしています。
お客様は必要な期間だけご利用いただき、使用中のメンテナンス交換などすべて弊社が対応いたします。
もちろん、お買取りをご希望されるお客様もいらっしゃいます。お買取りのお客様にも有償にはなりますが、塗装の変更や修理など万全の体制でアフターフォローをさせていただいております。
世界中で叫ばれる持続可能な社会の実現
pealy daysを読んでいただいている方の中には、「サスティナビリティ(sustainability)」という言葉を聞いたことある方も多いと思います。サスティナビリティとは、日本語では「持続可能性」と表現されますが、広く、環境・社会・経済の3つの観点から、この世の中を持続可能にしていくという考え方の事です。
そして、2015年9月に国連において「SDGs(持続可能な開発目標)」が掲げられ、サスティナビリティを考える上での世界の共通言語という位置づけになると考えられています。
サスティナビリティの取り組みの第一歩を、まずはレンタルによるリユース活動から
サスティナビリティを考えることは企業経営にとってますます重要なことになるのは間違いないですが、一方で考えるべき範囲は大変広いです。企業様毎に様々な課題解決に取り組まれることと思います。
そこで販売促進の支援業を生業とする私たちからのご提案です。ぜひ資源の有効活用の観点から、レンタル商品のご利用を検討いただければと思います。レンタル商品は「リユース」が何度でもできます。ご利用後のレンタル商品は私たちのメンテナンスチームが責任をもってなんども修理・再生をいたします。
製品寿命を少しでも伸ばして、私たちなりの資源のリデュースに貢献したいと思います。
サスティナブルな社会を実現するために、真摯に取り組んでいきたい
経済的な豊かさと、持続可能な社会への取り組みを両立していくのは、とても険しい道のりです。
SDGsのほんの一部にはなりますが、レンタルビジネスやそのほか事業活動を通じて、私たちなりにサスティナブル社会の実現に向けて、今後もお客様とともに真摯に取り組んでゆきたいです。
オペレーションマネージャー。経営企画を担当。組織の「横軸」として、全社を縦横無尽に横断しています。休日はアウトドアでリフレッシュ。