昨今、リテーラーさんたちが口をそろえる「ネット社会におけるリアル店舗のあり方」(もはや耳タコでしょうか?)。我々も空間づくりのお手伝いをさせていただいている以上、これは避けて通れない&とても重要なテーマとなっております。
pearly daysでも何回かご紹介してきたニューヨークや上海での魅力的な買い物体験(リテールテイメント)、これを実現させるためのツールをいくつかご紹介します。
人感センサー搭載のスタンド式モニター
リアル店舗の入口でよく目にする、一見どこにでもありそうなモニター式の看板。と思いきや、前に立った人の性別・年代(=属性)を識別し、その人が欲してそうなモノやサービスの広告動画に切り替わります。
※ 予め属性に応じた動画コンテンツをセッティングすることでこの仕組みを利用することができます
※ 少し専門的な言い方をすると「属性パターン別に再生コンテンツを切り替えられるFACEMATCH機能」がついています
SNSとつながるディスプレイモニター
Facebook・Instagram・YoutubeといったSNSとつながり、写真や動画の表示ができる薄型スクエアモニター。SNSを活用したブランディング活動が盛んな今だからこそリアル店舗でも消費者に視覚的な体験を提供したいですね。
※ iOS・Android搭載の端末(スマホ・タブレット)から専用アプリを使用して簡単に設定ができます。
様々なシーンが体験できるフィッティングルーム
リアルな買い物体験の中で、最も大事にしたい要素の一つが、試着や試食など「実物をそこでお試しできること」だと思います。このフィッテングルームは光•音•映像の調整機能を取り入れ、「より特別な試着体験」を提供します。
オンライン購買が盛況でも、リアル店舗はなくならない!
買い物のデジタル化が進み、オンラインでの売上は年々上昇していますが、いまでも小売業売上のおよそ94%はリアル店舗からの売上で構成されています。加えてアマゾンやアリババのような(オンライン販売における)世界のリーディングカンパニーも「リアル店舗づくり」の強化を図っていることから、まだまだ可能性を秘めた領域であることは間違いありません。
従来の店舗からアップデートした「リアルな体験型店舗づくり」への挑戦はまだまだ続きます。
『ACTIVE STORE (アクティブストア)』とは?
デジタル技術の進歩により、店舗では、店頭販売だけでなくネット・モバイル・SNSなどあらゆるチャネルを連動させて顧客にアプローチする、オムニチャネル化が進んでいます。
パールイデアは、オムニチャネル時代の次世代型リアル店舗を「ACTIVE STORE」と定義しました。
「ACTIVE STORE」についての詳細は各担当営業、もしくはこちらの問い合せフォームより受付しております。皆さまのお問い合わせをお待ちしております。
グローバル展開するクライアントのセールス担当兼クリエイティブディレクター。そして、社内で一番の”田舎者”。今年のテーマは”質と量”。一番のモテ期は”保育園時代”。。