スタイリッシュかつ快適で、会社の個性を存分に表現したショールームを新設した、テキスタイルを中心とした専門商社のスタイレム株式会社様。
ショールームなど自社施設への取り組みが、企業イメージ向上と社員のモチベーションUPにつながった事例を見ていきます。
ホスピタリティ溢れる、スタイリッシュなショールーム空間
海外のアパレルブランドとの商談が頻繁に行われる同社では、今までの商談スペースから、もっと”おもてなし”のできるショールームをつくりたいというニーズがありました。
ショールームは本来、新作商品を見ていただいたり、商談を行うことが目的ですが、来ていただいたお客様に心地よい時間を過ごしていただくことで、大事な関係性をさらに強めることができます。ゆったりと座れるソファや、全体を見渡せるオープンな空間を創り上げることで、ホスピタリティ溢れるショールームとなりました。利用者からも好感度な意見を頂き、企業イメージアップにつながっています。
高級感溢れるラウンジ&ライブラリー空間が、社員のモチベーションアップにつながった
テキスタイル業界の流行は、過去のトレンドから発掘されることもしばしば。今回ショールームを新設した際に、同社が貯蔵する貴重な書物の数々閲覧できるライブラリーも作りました。来て頂いたお客様にも見ていただいているそうです。
また、気軽に使用できるラウンジを併設したことで、普段使いや商談でもラグジュアリーな空間に気分が上がります。実際に、女性社員を中心に喜びの声を頂いております。
会社の想いやこだわりを表現する場としてのショールーム
とにかく空間全体をオープンにし、オフィスビルにもかかわらず天井もスケルトンにして、全体の調和と遊び心を全面に打ち出したデザインのショールームです。入口から入ったときの全体を一望できる奥行き感を考慮したり、大阪随一の繁華街・難波の絶好のロケーションを利用し、夜は夜景をバックに商談が可能な仕掛けもしています。
まずはお客様をお迎えする大切な場所であるショールームをホスピタリティ溢れる空間につくりあげることで、企業のブランドイメージをアップさせること。そして同時に、そこで働く社員のモチベーションアップにもつながる。一番大切なことは、どれだけ会社の想いを空間に表現できるかだと考えます。
皆さんのショールームにどれだけ会社の個性や想いを表現できているかを考えるきっかけとなれば嬉しく思います。
トップアートディレクター。いつまでも好奇心=ワクワクを大切にし、プランニングに反映する。店舗環境にデジタルを+(プラス)していく開発リーダー 兼 オフィスファニチャー開発リーダー。主に映画からヒラメキを得ています。