マネキンとトルソー(ボディ)を上手に使い分けが出来ていますか?
似ているようで、まったく表現手法や使うシーンが異なるこれらのディスプレイツール。それぞれの違いに触れながら、今回はマネキンにフォーカスをあて、その魅力をご紹介します。
マネキンとトルソー(ボディ)の違いは?
実はとっても曖昧なのであまり触れたくはないのですが、私の考えるそれぞれの定義やカタチの違いをご説明します。
■ マネキン
・・・人間の「全身」をカタチにしたツール。人間の体をベースに作られたもので、ポーズバリエーションや顔の表情も豊富に種類があります。
■ トルソー(ボディ)
・・・人間の「一部(主に胸部)」をカタチにしたツール。服をつくる為のツールでもあり、着せる服をベースに作られたものとも言える。一見大きな違いはないが、実は細かい違いで見え方が大きく変化する奥深いアイテム。
とても簡単に言ってしまうと、足先まであるものを「マネキン」と呼び、足先がないものを「トルソー」と私は呼んでいます。
( ※ トルソーとボディはほぼ同意語です。メーカーによって使い分けていますが今回は割愛)
ブランドイメージをサポートするマネキン
さて、ここからが本題です。 当たり前なのですが、カタチが違うので、見え方や着映えにも大きな違いが出てきます。
先ほどご説明したようにマネキンは全身の表現が可能です。フェイスや手首、足首、身長が存在し、それら一つひとつが女性らしさや男性らしさを表現してくれます。 「こんなひとに着てほしい!」や「これを着ればこんなステキになれますよ!」といった印象をひと目でわかりやすく売り手から買い手へアピールできるのです。
よって、マネキンはブランドイメージをコントロールしやすく発信しやすいツールだと私は考えています。 普段意識をしていないかもしれませんが、マネキンがそのお店の「顔」になっているケースも多く存在しているのです。
反対にトルソーはツールが与える印象や情報を削除して、商品のイメージのみをアピールしたいときに適しているともいえますね。
コーディネート表現の差
そして、全身の表現が可能なマネキンでは、コーディネートできるアイテムが豊富です。 例外はありますが頭の先から脚の先までありますので 「帽子」 「メガネ・サングラス」 「ピアス」 「マフラー」 「バッグ」 「シューズ」など、 服飾雑貨を多く扱うブランドでは服との組合せでセット売りも狙えます。
このようにマネキンは足し算するとステキなコーディネートになっていきます。
トルソーで同じことをすると野暮ったい印象になってしまうので、引き算の考え方がオススメです。
シーンを連想させるマネキンのポーズ
マネキンはブランドイメージをコントロールしやすいツールだとご説明をしました。 マネキンは動きやポーズが表現できますので、様々なシーンを表現するにも適しています。 一番わかりやすいのは、走っている等、スポーツのワンシーンを切り取ったポーズのマネキンでしょうか。
その他には、デートの待ち合わせシーンを連想させるようなポーズをとったマネキンならば、クリスマスやバレンタインの演出をする際にぴったりです。
レディス服は「背中」がかわいい
ちょっと話の角度が変わりますが・・・レディス服はバックデザインが本当ににかわいいですよね。実際、バックデザインにこだわったレディス服はどのショップを覗いても多く取り扱われるようになりましたし、 バックデザイン押しのECサイトも多く見かけます。
残念なのは、そんなかわいいポイントを表現できるツールが少ない事。後ろ向きでトルソーやマネキンに着せているショップも見かけますが、やはり違和感は否めません。私からすると魅力半減です。
ブランドの売りをリアル店舗でもしっかりとみせられる様、バックデザインをかわいくコーディネートできるポーズを作ってみました。
マネキンの魅力はトータルコーディネートとシーン見せ
マネキンの魅力は伝わりましたか?
これらを表現するのに使ったマネキンは、弊社の新作SALLY(サリー)とその彼氏のKARE(カレ)でした。マネキンならではの魅力の詰まったシリーズです。
特にウィンドーディスプレイや店舗ファサードでは、トータルコーディネートや、シーンの強化は効果的です。マネキンを積極的にセレクトしてみてはいかがでしょうか。
また、現在店舗でトルソーを使用していて、隣接するライバルブランドとの差別化に悩んでいるのであれば、ブランドイメージ強化のためマネキンへの切替もオススメします。
マネキンプロデューサー。自社のオリジナルマネキンの開発と、クライアントのオーダーマネキンの企画開発リーダーを担当。皆さまに最適なマネキンをご提案させて頂きます!